ペット写真で作る
オリジナルカレンダーのすすめ

飾り方・楽しみ方

水彩風で描いたトイプードルのイラスト

1年間、毎月ちがう「うちの子」が部屋にいてくれる。オリジナルカレンダーは、写真データの使い道として最も費用対効果の高い楽しみ方のひとつです。この記事では、作り方の選択肢から、12ヶ月分の写真選びのコツ、ちょっと差がつくアイデアまでをまとめました。

作り方は3ルート

ルート1: ネットのカレンダー作成サービス

写真をアップロードして、テンプレートに配置して注文する方法です。壁掛け・卓上・大判など形も選べて、仕上がりは市販品クオリティ。1冊から作れるサービスが多く、価格は数百円〜2千円前後が目安です。スマホだけで完結する手軽さも魅力で、年末が近づくと注文が混み合うため、作るなら秋のうちに動くのが快適です。

ルート2: コンビニ・家庭用プリンターで手作り

カレンダーの日付部分を無料配布のテンプレートで印刷し、写真と組み合わせて自作する方法です。手間はかかりますが、月の途中でも作れて、レイアウトも完全に自由。子どもと一緒に工作として楽しむご家庭もあります。

ルート3: 卓上フレームで「手動カレンダー」

もっと気軽に、と言う方には、フォトフレーム+月替わりの写真交換という省エネ方式もあります。毎月1日に写真を入れ替える習慣は、月初の小さな楽しみになります。日付機能はスマホに任せて、フレームは「今月のうちの子」専用ギャラリーにする発想です。

12ヶ月の写真選び: 「季節合わせ」が基本

カレンダー作りの最大の楽しみが、12枚の選抜会議です。基本は、月と季節を合わせること。4月は桜と、8月はひまわりや水遊び、11月は紅葉、12月はクリスマス。去年1年の写真から季節の一枚を拾っていくと、自然と12ヶ月が埋まります。

  • 横長(または正方形)で撮れているか … カレンダーの写真枠は横型が多め。縦写真はトリミング前提で選びます。
  • 明るく、顔がはっきりした一枚か … 1ヶ月間毎日見る写真なので、表情のよさを最優先に。
  • 表紙用にもう1枚 … 12枚+表紙の13枚構成が基本。表紙は「今年のベストオブベスト」の指定席です。
水彩風で描いた小鳥・小動物のイラスト
12枚の選抜会議は、1年を振り返るいちばん楽しい時間です。

差がつくアイデア集

誕生日・記念日の月を「主役月」にする

その子の誕生日月とお迎え記念月には、その年のとっておきの一枚を配置しましょう。日付欄に「〇〇ちゃん誕生日」と書き込める(または印字できる)サービスなら、家族の記念日も一緒に入れて、わが家専用の暦が完成します。

イラストの月を混ぜる

12ヶ月ぜんぶ写真ではなく、何ヶ月かを水彩イラストにすると、カレンダーにリズムが生まれます。おすすめは、誕生月をイラストの特別月にする構成です。写真の月々の中に、ふわりと水彩イラストの月が現れると、めくる楽しみが一段と増します。

月齢・成長テーマで作る

子犬・子猫を迎えた年なら、1月から12月へ成長順に並べる「成長カレンダー」が作れます。1年めくり終わる頃には、小さかったあの子がすっかり大人。カレンダー自体が成長アルバムになる、一生ものの一冊です。

12ヶ月の構成例(迷ったらこの型で)

写真選びに迷ったら、この構成をたたき台にしてください。1月はお正月らしい和の一枚、2月は猫の日や雪の日の一枚、3〜4月は桜と春の芽吹き、5月は新緑とこどもの日、6月は雨の日のおうち写真、7〜8月は夏のひまわり・水遊び、9月は秋空、10月はハロウィン、11月は紅葉と七五三、12月はクリスマス。

こうして並べてみると、季節ごとに撮りためてきた写真たちが、そのまま12ヶ月の素材になってくれることに気づくはずです。季節ごとの撮影記事(桜・夏・紅葉・クリスマス)を読みながら1年撮り歩けば、来年のカレンダーは自動的に完成しています。

贈り物としてのカレンダー

うちの子カレンダーは、家族への年末ギフトとしても優秀です。特に、離れて暮らす祖父母への「孫犬・孫猫カレンダー」は、毎月の楽しみをまるごと1年分贈るようなもの。実用品なので相手に気を使わせず、それでいて一年間毎日目に入る。ギフトとしての完成度は、相当なものです。

年末の帰省時に手渡す、年賀状と一緒に送る、など渡し方も自然に決まります。詳しくは家族への写真共有の記事もあわせてどうぞ。

毎年つくると「年鑑」になる

カレンダーの真価は、続けたときに現れます。役目を終えたカレンダーを捨てずに保管しておくと、1冊が1年分のベスト写真集、つまり「うちの子年鑑」として積み上がっていくのです。

5年分、10年分の表紙をずらりと並べる日を想像してみてください。毎年の12枚選びは、そのための年に一度の編集会議です。続けた家庭だけが手にできる財産なので、今年の年末から、記念すべき第1号を作ってみませんか。

カレンダー納めの「儀式」まで楽しむ

12月、1年使ったカレンダーを外す日は、ちょっとした儀式にするのがおすすめです。家族で12ヶ月をぱらぱらと逆再生して、「今年もいい1年だったね」とその子に報告してから、新しい1冊に掛け替える。

役目を終えて外したカレンダーは、「うちの子年鑑」の棚へ大切にしまいます。掛け替えの日を毎年の恒例にすれば、カレンダーは単なる日付の道具ではなく、年に一度の家族の振り返り装置になります。

よくある質問

写真の画質は、どのくらい必要ですか?

カレンダーの写真枠はハガキ〜A4程度のことが多いので、スマホで普通に撮った写真なら画質は基本的に十分です。避けたいのは、SNSやトークアプリ経由で圧縮された画像と、大きくトリミングしすぎた画像。元データから選ぶのが鉄則です。

12枚も「いい写真」がありません

心配いりません。毎月1枚ずつ「来年のカレンダー候補」を撮る習慣を、今月から始めればよいのです。1年後には12枚どころか、選びきれない候補が揃っています。今年のぶんは、ベスト級を表紙と主役月に置いて、ほかの月は日常スナップで構いません。日常こそ、毎日見て飽きない写真です。

何月始まりで作るのがいいですか?

1月始まりが定番ですが、年度に合わせた4月始まりや、その子の誕生月から始めるという遊び方もあります。作成サービスの多くは開始月を選べるので、「うちの子暦」で1年を設計するのも、オリジナルならではの自由です。

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