うちの子のLINEスタンプを作るには?
仕組みと流れをやさしく解説
トーク画面に、うちの子が「おはよう」と登場する。家族の既読が、あの子の顔で返ってくる。自作のLINEスタンプは、その夢を実現できる、意外と身近な遊びです。この記事では、公式の仕組みのやさしい解説から、必要な枚数と規格、作り方の選択肢、そして家族で使い倒す楽しみまでをガイドします。
仕組み: 誰でも作って、販売できる
LINEスタンプは、公式のクリエイター向けの仕組み(LINE Creators Market)を通じて、個人でも制作・販売できます。登録は無料です。作ったスタンプは審査を経てスタンプショップに並び、世界中の誰でも購入できるようになります。
つまり「うちの子スタンプ」は、身内の遊びであると同時に、世界に発売される公式商品でもあるのです。売上の一部がクリエイターに分配される仕組みもありますが、多くの飼い主さんの目的は収益より「家族で使うこと」。自分で購入して家族に配る(プレゼントする)使い方が定番です。
必要な枚数と規格の基本
スタンプ制作で最初に知っておきたいのが、必要な画像の枚数と規格です。スタンプ画像は8個から作成でき(8・16・24・32・40個から選択)、これに加えてメイン画像とトークルームタブ画像という、計2枚の看板画像が必要です。
画像はいずれも背景を透過したPNG形式で、サイズの上限などの規格が公式ガイドラインで定められています。規格の数値は変わる可能性があるので、制作前に公式ガイドラインで最新情報を確認するのが確実です。まずは最少の8個から始めるのが、挫折しない王道ルートです。
最初の8個は「使う場面」から逆算する
スタンプのラインナップは、かわいい写真から選ぶより、日常の トークで使う言葉から逆算すると実用性が跳ね上がります。定番の8個はこちらです。
- 「おはよう」「おやすみ」 … 毎日必ず使う黄金の2枚です。とっておきの寝顔写真の出番です。
- 「ありがとう」「OK・りょうかい」 … 使用頻度トップクラスの実用枠です。きりっとしたおすわりの姿が似合います。
- 「ごめんね」 … しょんぼり顔・上目づかいの写真が、ここで最高の仕事をしてくれます。
- 「おつかれさま」「まってるよ」 … 家族トークの定番フレーズです。玄関のお出迎え写真をどうぞ。
- 「だいすき」 … 締めの1枚。とびきりの笑顔を当てましょう。
写真フォルダから「この顔はどう見てもごめんねだ」という一枚を探す作業が、この遊びのいちばん楽しい工程かもしれません。家族で分担して、1人2枚ずつ担当する方式も盛り上がります。
作り方の選択肢は3ルート
ルート1: 写真を切り抜いて作る
うちの子の写真の背景を切り抜き、文字を添える、いちばん直球の作り方です。最近のスマホの画像編集アプリには背景の自動切り抜き機能を持つものが多く、この工程は想像よりずっと手軽になっています。写真ならではのリアルなかわいさが持ち味です。
ルート2: スタンプ作成アプリを使う
スタンプの制作から申請の手続きまでをサポートしてくれる、専用アプリを使うルートです。切り抜き・文字入れ・規格の調整までアプリ内で完結するものもあり、初めてでも迷いにくいのが大きな利点です。「LINEスタンプ 作成アプリ」で探すと選択肢が見つかります。
ルート3: イラストで作る
うちの子のイラストを素材にするルートです。イラストは背景の切り抜き処理が不要な場合が多く、8個並んだときの絵柄としての統一感が出るのが強みです。自分で描くのはもちろん、オーダーしたイラストを使う場合は、スタンプ利用が利用範囲に含まれるかを依頼先に確認してから進めましょう。
審査と発売までの流れ
- 1画像一式(スタンプ8個+メイン+タブ)を規格に合わせて用意する
- 2クリエイター登録をして、画像とスタンプ情報(タイトル・説明文など)を申請する
- 3審査を待つ(内容や時期により日数は変動します)
- 4承認されたら、自分でリリース(発売)ボタンを押して公開
- 5自分で購入して、家族にプレゼント。トークで解禁パーティーを
審査では、画像の規格やガイドラインへの適合がチェックされます。個人の写真スタンプは広く作られていますが、他人が写り込んだ写真や、他者の権利物(キャラクターグッズや商品ロゴ等)が写った画像は避ける、といった基本を押さえておけば、過度に身構える必要はありません。万一差し戻されても、指摘箇所を直して再申請すればよいだけです。
家族で使う楽しさは、想像の3倍
発売日からの家族トークは、うちの子スタンプの独壇場になります。おはようも、りょうかいも、全部あの子が代弁してくれる毎日の始まりです。離れて暮らす家族や実家との連絡が、スタンプひとつで数倍あたたかくなります。
そして地味にうれしいのが、旅立ったあとも、トークの中であの子が現役でい続けてくれること。スタンプは、使うたびに思い出せる、日常の中の小さなメモリアルにもなり得ます。気に入ったら第2弾、第3弾と増やしていきましょう。積み上がったあの子の表情カタログは、家族にとって一生の財産です。
よくある質問
絵心もデザイン経験もありませんが、作れますか?
作れます。写真切り抜き+文字のスタンプなら、必要なのは絵心ではなく写真フォルダです。文字も、読みやすい丸ゴシック系のフォントで大きめに入れるだけで十分成立します。完璧を目指さず、まずは8個から。身内のトークで使う分には、愛があれば画力はいっさい不問です。
販売せずに、家族だけで使うことはできますか?
できます。スタンプの公開範囲を制限できる設定(ショップの検索結果などに表示させないプライベート設定)が用意されており、実質的に身内向けスタンプとして運用が可能です。設定の詳細は申請時の項目と公式ガイドラインで確認してください。「全世界に発売はちょっと照れる」派も、これで安心です。
うちの子の写真が誰かに使われるのは少し不安です
たしかに、公開販売の形にすれば、購入した方は誰でもそのスタンプを使えるようになります。それが気になる場合は、前述のプライベート設定での運用が向いています。逆に「うちの子が誰かのトークで活躍してるかも」を楽しみと捉えるファンも多く、ここは飼い主さんの気持ち次第です。
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