多頭飼いの子たちを
1枚のイラストにまとめる方法
多頭飼いの飼い主さんには、共通の悩みがあります。「全員がそろって、全員がいい顔をしている写真が、一枚もない」。大丈夫です。イラストなら、別々の写真から、全員集合の一枚が作れます。この記事では、その仕組みと写真選びのコツ、料金の考え方までを解説します。
「全員集合写真がない」は、当たり前です
2匹以上の子たちに同時にカメラ目線をもらい、同時にいい表情をしてもらう。これは奇跡に近い難易度です。1匹が決まれば1匹がよそ見をし、並ばせようとすれば遊びが始まる。多頭飼いあるあるの筆頭です。
だから、集合写真がないことを残念に思う必要はありません。イラストの世界では、そもそも全員が同じ写真に写っている必要がないからです。ここからは、その仕組みを順に説明します。
別々の写真から、1枚にまとめられる仕組み
イラストは写真の複製ではなく、写真をもとに「描く」ものです。だから、Aちゃんはこの写真、Bくんはあの写真と、それぞれのベストショットを持ち寄って、1枚の絵の中に並べて描くことができます。
撮影時期が違っても、片方が子犬時代の写真でも問題ありません。それどころか、今の子と、先代の旅立った子を一枚に並べる、という時間を超えた集合絵も作れます。これは写真には決してできない、イラストだけの特権です。
写真選びのコツ: 全員分の「単独ベスト」を集める
多頭イラストの写真選びは、シンプルにこう考えてください。1匹ずつの、単独のベストショットを人数分。集合写真を探す必要はありません。
- 顔がはっきり大きく写っている … 1匹撮りの写真の方が、むしろ好条件です。
- 明るさの近い写真でそろえる … 全員が自然光の写真だと、1枚にしたとき統一感が出ます。
- 顔の向きを軽く意識する … 全員ど正面でもよいですが、内側を向いた写真が混ざると、寄り添った構図にしやすくなります。
写真の良し悪しの見きわめ方は、写真の選び方の記事と共通です。1匹分の選び方を、人数分くり返すだけと考えてください。
構図はどうなる?よくあるパターン
多頭イラストの構図は、匹数と子たちの関係性で決まっていきます。定番のパターンを知っておくと、仕上がりのイメージが持ちやすくなります。
- 横並び … 2〜3匹の王道。全員の顔が均等に見える、集合写真的な安心感のある構図です。
- 寄り添い・重なり … 体を寄せ合った、仲良し感の強い構図。実際は喧嘩ばかりの2匹でも、絵の中では永遠に仲良しです。
- 大小の遠近 … 4匹以上や、体格差の大きい組み合わせで。前後に配置してリズムをつくります。
「実際にはありえない並びだけど、理想の一枚」を作れるのも、イラストならではの魅力です。希望の並び順や組み合わせがあれば、申し込み時に伝えましょう。
料金の仕組み: 「匹数」で決まるのが一般的
多頭イラストの料金は、ほとんどの依頼先で「1匹目の基本料金+2匹目以降の追加料金」という組み立てです。うちのこびんの場合、1匹1,980円、2匹3,980円、3匹5,980円、4匹以上は1匹ごとに+2,000円でお作りしています。
他の依頼先でも考え方は同様なので、見積もりを比べるときは「うちの子全員分の総額」で比較するのがコツです。相場観の全体像は相場の記事にまとめています。
まずは無料プレゼントで「1匹ずつ」試す手も
うちのこびんの無料プレゼント(初めての方限定)は、写真3枚→3枚ぜんぶイラスト化→1枚無料、という仕組みです。多頭飼いのご家庭なら、3匹までそれぞれ1枚ずつの写真で申し込む、という使い方ができます。
全員のイラストの雰囲気を見比べてから、まず1枚を無料で受け取る。気に入ったら、残りの子や、全員集合の1枚を改めて相談する。この順番なら、リスクゼロで多頭イラストの世界を試せます。
申し込むときに伝えるとよいこと
多頭のご依頼では、写真と一緒に少しだけ情報を添えると、仕上がりが一段とその子たちらしくなります。
- どの写真がどの子か … 名前と写真の対応を書き添えてください(似た毛色の兄弟は特に)。
- 体格差 … 「実際は倍くらい大きさが違います」など。写真だけでは伝わらない情報です。
- 並びの希望 … 「いつも左にお姉ちゃん」など、家族にとって自然な並びがあれば。
- 関係性のひとこと … 「くっついて寝る仲良し」「つかず離れず」。空気感の演出に活きます。
もちろん、おまかせでも構いません。写真から読み取れる雰囲気で、いちばん自然な一枚に仕上げます。
こんなご家庭の一枚が生まれています
たとえば、先住犬とあとから来た保護猫。実際は微妙な距離感のふたりが、絵の中では肩を並べてこちらを見ている一枚。あるいは、実家の子と自分の家の子という、離れて暮らすいとこ同士が初めて並んだ一枚。
多頭イラストは、「現実には撮れなかった集合写真」を叶える道具です。あなたの家の、あの子とあの子の組み合わせでどんな一枚ができるか。想像してみるだけでも、少し楽しくなりませんか。
飾り方も、多頭ならではの楽しみが
全員集合の1枚を主役として飾るのはもちろん、1匹ずつのイラストを同じフレームで並べる「個展スタイル」も人気です。壁に等間隔で並んだ子たちは、さながら家族の肖像画ギャラリー。
新しい子を迎えるたびに1枚増えていく、という育て方もできます。フレーム選びや並べ方は飾り方の記事とフレームの記事を参考にどうぞ。
よくある質問
犬と猫、犬とうさぎなど、種類が違っても1枚にできますか?
できます。種族を超えた家族こそ、そろった写真の撮影難易度が高いものです。体格差はイラスト側で自然にバランスを取れるので、大型犬とハムスターのような組み合わせでも、絵の中では仲良く並べます。
亡くなった子と今の子を並べるのは、変でしょうか?
まったく変ではありません。むしろ、多頭イラストでいちばん心を動かされるご依頼のひとつです。「あの子が今の子を見守っている一枚」として、リビングの真ん中に飾られるご家庭も多くあります。
何匹まで1枚にできますか?
依頼先によりますが、4〜5匹程度までは1枚にまとめる例が多くあります。それ以上の大家族は、2枚に分けて並べて飾る方法も含めて、事前に相談してみてください。
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